昆虫食民族の野球

昆虫食民族は飛んできたものをとらえる

冷蔵庫のあまりものを処理しておく回・その1

このままお蔵入りも忍びない

 

 

第5戦のあとに投稿して〇週間ほど経ちましたが~みたいな出だしを考えていたんですが、延びに延びてこんな時期になってしまいました*1。まあ日本一どうこうの話は公式やマスコミが色々なところでやってますし、場末のしょぼいブログらしく気楽にやっていこうかなと。元々は変な負け方でうっぷんが溜まらないと更新してこなかったんですけど、試合もないんで「下書きに入ってる書けなかった記事」をちょろっと持ってきてぐだぐだしゃべろうと思います。

 

 

その1:スワローズライブ達川氏の解説について(考えるには助走が要る)

これは9月の広島戦のころに書こうとしたんだったかな、達川さんがそれしかないかってくらいむーちょのフレーミングをほめちぎった日*2。名捕手としてプレー内外のエピソードに事欠かない達川さんですが、その、あの、毎度毎度ヤクファンから解説を辛らつに評されておりましてね、ワイもそうなんですが(白目)。しかしまあ達川さんもプロだしそう適当な仕事はしないだろうというおきらくな視点に立って、一度その訳を考えてみようじゃないかという思惑でした。

でまあ結論として、この人の脳ってジェットエンジンみたいなものだと思うんですよ。名捕手と言われるだけに頭脳の最大出力は凄まじいはず。でもその割にはセオリーとか先入観、イメージから話が始まっている気があって、どうやら最大出力にいくまでに情報・経験のような多くの条件(助走や燃料、整備)を必要としているんじゃないか?っていう。「喋れば喋るほどリードも冴えた」っていうエピソードのあるのはつまりそういうことかなーって。でも解説って現場と違って途切れ途切れだから情報も細切れになって、むーちょの褒めどころがその場でわかるフレーミング一辺倒になったのかなっていう邪推でした。まあ単に適当な材料見つけて三味線弾いてるだけかもしれないんだけど

 

 

 

その2:奥川の話(と一流になった塩見)

CS第一戦のあとに書こうとしたやつ。うかうかしているうちに鮮度が過ぎて完熟も完熟、もはや説明不要の題材になってしまった。

未来のエース、明日のエースと言われてきた奥川ですが、「あしたって今さ!」ってな具合で。いやホンマあんなの見せられたらねえ。ストライク取るのに全く苦労しないのもそうだけど、なんかこう単純に野球がうまいんですよね。ピッチャー返しの痛烈なのをすんなりとってゲッツーにしちゃったり、バスターエンドランを軽々決めてしまったり。ドラフトのクジ引きをエンタメたらしめるのはこういう一人で完結させてしまうようなピッチャーなんやなって。

でまあ攻撃面では塩見がツーベース二本に好走塁とワンマンショー。この後のふた試合でもほとんど一人で打線を引っ張り、ホントにMVPでもおかしくないような活躍でした*3。短打で生還できる脚力や一人で決めきれる長打力もありつつ粘っこい打撃もできるわけで、塩見がバリバリやれてるうちはヤクルトらしい野球も継続できるんやないかなーと思いますね。

 

 

もう一本は長くなったので別記事で

*1:もうクリスマスプレゼントですわな

*2:恐らく9/19の原樹理が投げた試合

*3:日本シリーズは流石にむーちょか奎二かなって