昆虫食民族の野球

昆虫食民族は飛んできたものをとらえる

あと二試合見られるんだなあという話

ヤ5-6オ

山田が目覚めて川端が出てきた

 

 

えー、負けた時の方が書くこと多いですねえ、まあ和尚やマクガフほどのピッチャーが打たれるってことはそれだけ劇的なゲームなわけですし。ジョーンズはこれで二試合を決めたわけで、流石メジャーリーガーでキャプテン・アメリカだなあという溜息の漏れるところですけれど、しかしながらウチも選手の格じゃ負けてねえぞって。

 

山田のスリーランはそれをまさしく証明する一発でした。Mrトリプルスリー、ツバメのキャプテン、東京五輪MVP、青木宣親から背番号1を受け継いだ男等々、彼を評する肩書や実績のプールは神宮球場をいくつ満たしても足りないでしょう。そこを基準にするなら「打ってくれる」という期待に応えたのは必然で、つまりそういう男があれで目覚めたわけですよ。というか村上ともども第三戦でも第四戦でもいい当たりしてたしアウトになってたのがそもそもおかしい。二試合続けて今ひとつだった京セラではちょっと体調を心配しましたが、守備ではファインプレーも出てました。村上のほうも苦しんでいた速球を流し打ち、内角をスリーベースにして、いよいよ吹っ切れた感があります。

 

そして九回裏には代打で川端慎吾が登場。温存に次ぐ温存でこちらも故障が疑われてましたが、守護神平野の高めに浮いたフォークを強振しあわや同点・逆転かと見紛う大飛球*1。まあうちの打線は西浦に期待しなければ1から8番までみんなタイプの違う強力打線ですからね、出すところが無いのはしゃーない*2。復調したオスナ代えろっていうのはもうないと思うけど、あとひとつ勝ちゃーいいわけですから元山の状態次第で西浦に切ってくるかもしれない。まあそれにも宮本が出られるか塩見が状態整えるかのどっちかが要るんで、鳥としては後者に期待したいですね。

 

これまで勝ったゲームは青木さんのヒットにサンタナむーちょオスナの下位打線が肝心で、要するに山田村上が冷えてる時に四球もぎ取ってじわじわ詰将棋やる時のパターン。塩見がちょっとイマイチで火力は限定的でしたがピッチャーが頑張って3試合を取れた。これで山田に村上が打てて川端慎吾が万全ならもう最大火力、こっからは一丁派手に野手のゲームをしてもらいましょう。

 

負けの翌日を試合なしで過ごすのもメンタル要りますけど、選手の皆はいい言葉を知ってますから、彼らは絶対大丈夫だと思って過ごしましょうや。

*1:わかるけどカメラなんとかしてくれ、CSもこんなんなかったっけ?

*2:第二戦の9回第四戦の6回は西浦が出塁するか宮本がいれば本当に出てきたような気がする